ぶろぐ

日常生活で思ったこと、本を読んだ感想、プログラミング等勉強したことの内容を書いてます

電動車椅子

 大学のゼミで、ジョイスティックによる電動車椅子の操作性に関する発表を行った。その内容はあまり問題ではないが、確かに内容は薄っぺらいもので、考察の方法も良くなくそもそもの問題定義自体に疑問を持つことなど考えられていないことが多かった。

 

 自分が問題だと思ったのは、発表後に先生方からの質問を受けたときである。ジョイスティックによる操作以外に、自分が考えられる操作方法、より良い操作方法はないか考えられるか、という質問を受けたのだが、良いアイディアが考えつかなかった。問題定義、何が今のジョイスティックの問題なのか、何を改善する必要があるのか考えたうえで新しい操作方法を考えるべきであったと今になって考えた。その思考の瞬発性が足りないと強く思った。

 

 また、時間が空いて考えたのが、そういった新しい操作方法というものを考える必要があるのか、という問いである。現在車椅子の自動運転化も自動車同様進んでいて、果たして新しい操作方法を考え、社会に実装している時間は必要なのであろうか。そういった直近の問題を解決するよりも5年、10年先の社会を考えて何か行動を起こす必要があるのではないかと思った。確かに大学での研究として、今起こっている社会問題の解決はしていかなければいけないとも思うが、その研究は何か劇的な革新、テクノロジーの更新があったときに、全く必要がなくなっていくのではないかと思った。

 

 とにかく、自分には思考の瞬発力が足りないし、深く物事を考える習慣もついていないので、日々思考しながら、そして考えたことをブログで書き留めながら過ごしていこうと思う。